レンタルバイク備忘録

レンタルしたバイクの感想をどこかにまとめたくて開設しました。

SUZUKI GSR250 (2018 11.15~16)

レンタルバイクはロック類は持参の場合が多いです。思わぬ出費に遭わないよう購入をお勧めします。

 

レビューサイトでの「大柄な車体で楽々ツーリング」という感想と、
圧倒的安さに興味を持ったのでレンタルしてみたバイクです。

 

ルートは上尾→水戸(宿泊)→犬吠崎→上尾

車体に跨ってみた感想はまず「軽い」、普段乗ってるのがSV650Xやスカイウェイブだったので、かなり軽さを実感できました。
動力性能は、発進についてはトルクが太いからだと思いますが、SVより発進に気を使わなくてもよく、ズボラに運転できます。走行性能も下道では問題なし。今回は高速は試せなかったけれど6速75km/hあたりから振動が来るから厳しいように思います。

 

GSR250 総合評価

面白さ:★★★★
普通。よく走るしバイクの面白さが損なわれているようなことはない感じ

走行性能:★★★★
下道で走る分には申し分ない。75km/h以上は出したくない。

快適さ:★★★★★
2日目は休憩込み10時間くらい走ったけれど尻もそれほど痛くならなかったし足腰も平気だった。
ごく僅かに前傾するポジションと肉厚なシートが良かった。

質感:★★★
特に悪いところはないという感じ。アナログタコメーターは最初はおおと思ったけど
結局あんまり見なかった。

取り回し:★★★★
SVやスカブと比べたらかなり軽い。けど気を抜いたらコカしそうな怖さは少しだけある。G310GSと同じくらいだろうか

足つき:★★★★
両足前半分がつく、車体が軽いので足バックも余裕

ドヤり度:★
下道ツーリング用のバイクとしてはかなりよく出来てる。その上燃費もいいし安い。
遠くに行きたいだけなら高速厳しい以外は問題ないはずだけど、乗ってて少しだけ物足りなさを感じてしまった。

BMW G310GS (2018 8.27~28)

レンタルバイクはロック類は持参の場合が多いです。思わぬ出費に遭わないよう購入をお勧めします。

 

BMWから300cc、装備重量170kgのアドベンチャーが出た!ということで

レンタルしてみました。

 

アドベンチャー、大人気ですよね。国内外から様々なモデルが出ていますので、あれはどうか…これはどうか…とスペックを睨んで悩んでる方も多いと思います。

当然若者から年配の方まで多くの人が興味を持たれていると思いますが、私たちのような楽に遠くまでツーリングしたい勢にとって重要なのが装備重量です。

軽い=取り回しが楽=より多くの場所をより疲れずに回れる、ですからね!

 

その観点で見ると今のアドベンチャーは意外と選択肢が少ないように思えます。

大型は余裕の250kg超え!とかですし、250ccでもV-Strom250は結構重い、Versys-xはデカい、CRF250RALLYはオフタイヤなのがちょっと…等々。

 

そんな中発表されたのが、BMW G310Rのアドベンチャー版、G310GSです。

G310Rも発表された時は中型で乗れるBMW!しかも50万円台!と結構話題になってましたね。その時は正直あまり興味が湧かなかったのですが、G310GSは発売前から記事を追ってしまうほど関心がありました。

何より軽いし、結構かっこいい上にツアラーの快適性では定評のあるBMWが作ったアドベンチャーですから。エンジンこそインド製なものの車体設計は本国ドイツだったと思います。

 

以下は実際にレンタルした感想です。

 

費用は24時間15500円+オプション車両補償で19000円くらいです。

ルートは茅ヶ崎から下道で伊豆半島半周して南伊豆で一泊。翌3時出発…のはずが諸事情で10時出発になりもう半周を回って帰還しました。

 

レンタルで初外車ということでおっかなびっくり発進したんですが、少しすると困ったことに気づきました。このバイクの1速は妙に力が無いので、発進時にかなり回さないとエンストしそうになります。エンストが気になり、エンジンの音がうるさくなるまで回してゆっくりクラッチを戻すので、毎回2速発進してるような感じになります。キビキビとは程遠いですね…。

 

熱海辺りまでの渋滞にも巻き込まれながら何とか運転にも慣れ、東伊豆から南伊豆へ。この辺りはまったく混雑しておらず、135号線のアップダウンやカーブの多い道のりを進んだが割と快適に過ごすことができました。

 

伊豆南端のユウスゲ公園駐車場にて

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エンジンは1速こそ力が無いものの、ギアを上げてくにつれて俊敏に走れるようになっきます。また車体の出来が良いのか疲れ知らずで、渋滞に何十キロも巻き込まれた後の走行でも尻の痛みも疲れもありませんでした。16時到着で翌朝10時発(お店の事情のためレンタル時間も無償で伸ばしてもらえた)。

 

2日目は西伊豆を回って帰還…のはずが時間が間に合いそうになかったので、グーグルマップの最速ルートである東名高速道路を使用。想定はしていなかったが高速走行も試せました。高速走行も車体は安定してはいるんですが、エンジンの振動もそれなりにあるので80km/h以上はあまり出したくない感じでしたね。

 

G310GS 総合評価

面白さ:★★★
1速の残念さ以外は軽いアドベンチャーという感じで結構楽しかった。

そのうちVスト250等と乗り比べてみたい。

 

快適さ:★★★★
車体は疲れ知らずで素晴らしい。エンジンがちょっと微妙なのと

やはりシートの高さ、そしてサイドスタンドが気になった。

ほぼ直立かそれ以上に傾けないとスタンドが下りなくて結構かなり怖い。

車体が軽くなかったらと思うと…。

リアキャリアはゴツくて色々載せられそうだったが、小傷が付かないよう養生テープなどを使えと契約時のマニュアルに書いてあり、面倒だったのでリュックを背負った。

ヘッドライトが微細に点滅してる感じなので夜間は乗りたくない。

 

かっこよさ、質感:★★★★
前からの見た目は写真通りでかっこいい。が質感は普通。

後ろから見るとリア回りはちょっと空いていて寂しい感じもする。

 

取り回し    :★★★★
軽い。が大柄な車体のせいか振り回すように扱えるというほどでもなかった。

250ccのオフ車などと比べてはいけないと思う。

 

足つき     :★★★
169cmの身長で両足つま先。X-ADVとは違いこっちでは両足バックはほぼ無理。

3、4歩くらいなら何とか…。

 

また乗りたい度 :★★
1速の弱さが致命的。シート高とサイドスタンドは、カスタムなどすればどうにでもなりそうだけれどそこまでして乗りたいかと言うと…。

正直この1回だけでかなり満足してしまった。

HONDA X-ADV (2018 5.24~25)

レンタルバイクはロック類は持参の場合が多いです。思わぬ出費に遭わないよう購入をお勧めします。

 

初めてレンタルしたバイクです。

 

このバイクに乗ってみたい!という思いであれこれ方法を探した結果、レンタルにたどり着きました。

 

購入せずにバイクに乗る方法は色々ありますが、メジャーなのはレンタルの他にはメーカーの試乗会や店ごとに用意されている試乗車などがありますね。

私も試乗会や試乗車は候補として考えてはみましたが、以下の点が自分に合っていると思い、レンタルにしました。

 

レンタルの利点ですが

・行動範囲が限られていない

・飽きるまで何時間でも乗れる

・借りた時点で貸主に利益に貢献を提供しているので、余計なプレッシャーを感じなくていい

というものがあります。

 

私が考える利点としては最後のものが一番大きいです。

私は小心者なので、例え買うかどうか判断するために試乗したとしても、自分の感想に関わらず買ってしまう可能性が高いです。

X-ADVの乗り出し価格は130万~

正直こんな買い物人生で何度もできないと思います。

1回数万で満足できればそれでいいし、どうしてもどーしても欲しくなったら買う

そんなスタンスでやっていきたいと考えています。

 

 

以下、実際にレンタルしてみた感想です。

 

レンタルした業者さんはビーレンタさんです。

費用は24時間19800円+立ちごけ補償+免責補償+休業補償で25000円くらい。

レンタル初めてで、どんなリスクがあるか分からなかったので補償はMAXで設定しました。

後述しますが、さらに返却時刻に遅刻して超過料金4000円も払っています。

 

ルートは埼玉から高速利用して福島へ行き一泊。翌朝4時発で猪苗代湖を通って

下道で帰還。

 

感想としては、「ビグスクっぽいけど面白い。高速つらい。下道は楽。」

乗り出した感じはまさにビグスクという感じです。家には弟が置いて行ったスカイウェイブ250がありますが、それとは比べ物にならない程パワフルですね。

排気音もそこそこ荒々しくてバイク乗っている感があります・

 

ナップスさんから乗り出してすぐ高速に入りました。そのまま流れに乗って東北自動車道へ。

東北自動車道はたまたまなのかやたら強風でこれがX-ADVにはきつかったですね。

・スクリーンをどう調整しても両側の抉れ部分から風に殴られて疲れる。

・風で体が浮き上がるのをハンドルにかじりついて必死に堪えた。

・サスストローク長い割にはギャップで結構跳ねる

思ったほどには高速走行は快適という感じではなかったです。

 

高速SAでの一枚。独特の存在感があってやっぱりカッコいいと思う。

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なんとか時間通りにホテルにたどり着き。即就寝で3時起き。

 

2日目は土湯バイパスを通って猪苗代湖

この道は景色も良く道も舗装されててそこそこカーブもあり楽しかったです。

ライディングポジションはビグスクだけれどカーブでもしっかりDCTがシフトチェンジしてくれるので楽しい。ギアがスコンスコン入る音も刺激になる。

自分もそうだけどこのDCTはカーブド下手な人ほど楽しいんじゃないかと思います。。

 

そのまま下道を通り南下。奥州街道に合流した辺りから信号が増えてきたけどシフトチェンジ不要だったから左手がずっと楽でした。MTだと都市部通ると思いっきり疲れるんですよね…

 

さらに宇都宮のあたりで混雑に巻き込まれる。左手も楽だったけれどシートも素晴らしい。この時点で2日で500kmくらい走っていたけれど尻はちょっと痺れるかな程度。

 

最後はちょっと遅れそうだったので高速を使ったら道を間違えてさらに遅刻。時間には余裕を持つべきだと反省しました。

帰還後のお店のチェックでは特に問題なし。乗り降りの際にシートに靴の先が擦れて

薄っすらと傷になったのを気にしてたんですが大丈夫だったようです。

 

 

X-ADV 総合評価

面白さ:★★★★
DCTは快適なだけでなくギアの入る感触も面白い。
ただポジションはビグスクなのでニーグリップしたいと思うことも。

 

快適さ:★★★★
下道での走行は極上。
高速走行はちょっと疲れる感じ。
軽いオフもいける!と言われてる割にはサスも??
ビグスクぽい形だけど床部分は普通に高いので跨って乗らなきゃいけない
+車高が高いので乗り降りはちょっと面倒。

 

かっこよさ、質感:★★★★★
個人的には最高。

 

取り回し    :★★★
重い…けど238kg+荷物という重さの割には意外と何とかなる感じ。

 

足つき     :★★★
169cmの身長ではつま先接地になるが、
両足でバックできるくらいには余裕があった。

 

また乗りたい度 :★★★★
見た目良くDCTが快適なので下道で遠出をするような時に乗りたいと思った。